Chapter 1



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この曲の歌詞を作った時、

とある画がずーっと頭の中に浮かんでいました。



手回しの大きな仕掛けオルゴールが一つ。

そこには道が一本あって、

てくてく歩いている小さな人がいて、

交互に月と太陽が出てくるようにひたすらくるくる回すんです。



私たちの日常もそんな感じで、

目には見えない誰かが、

くるくる回してくれてるのかもしれません。


例えばちょっと嫌なことがあって、

夜に逃げ込みたくなるような日も朝はやってくる。

永遠に続けばいいのに!というような愛しい時間も、

夜という終わりがやってくるからそこには意味がある。



毎日は、

どうしても目には見えない力で進んでいって、

その事実は善でもないし、悪でもない。



答えがないのかもしれない。

ううん、たぶんない。

でもその答えを探すために、

オルゴールを回し続けるもよし、

その答えなんか気にせずに、

日々を自分のものに彩るのもよし。



その道を歩く人にしか見えない物語が、

そこにはあって。

この道の主人公は自分ですよって、

自由に気ままに歩いていくのが人生なんじゃないかな、なんて。





ーー



自分の生きる日々を、

そんな風に見ることが出来るには、

私にはあと60年くらい足りないと思います。笑



だけどそんな風に道を歩いてみたいから。

同じように歩き続ける人たちの、

一日一日が素敵なものでありますようにと、

そんな想いを込めて、

私が音楽活動を始める、まさに第1歩になった1曲です。




ーー



私といえば!と、

この1曲を挙げてくれる方がとても多いです。

頭に残る!と言ってくれる人もいて、

とってもとっても嬉しいです。



でもそろそろ、

あなたを超える1曲を作らなくちゃね。

初心に帰るではないけれど、

きっと一生涯大切に歌い続ける曲だと思います。



ちなみに…

タイトルの元ネタは、Shakatak with Al Jarreauより。笑






Day by day

Written by Ryo Yoshinaga


憂鬱が ほら 手を招いて
簡単に私の空を曇らせる
無機質な街 吹く向かい風
涙を流すことさえ 許してくれなくて


逃げだしたくて 走っても
街にあうように無理したハイヒール
足がもつれた


Day by day
私がただ 泣いても笑っても
追いかけ合った月と太陽 またもう一周
Day by day
And I said ‘Goodbye’
昨日に手を振り
強がりな私が今日もまた 日々に負けないように



オープンテラス脚を組んだ
彼女のカップに浮かんだ 冷たいブラック
何食わぬ顔 吹く追い風
何もないような素振りで 着飾っているけど


敵も味方も関係ない
立ち向かうのは孤独と彼女
自分自身で


Day by day
独りの夜 泣いても叫んでも
言い訳なんて誰ひとりも 聞いてくれないし

Day by day

And Now or never

どんな人でも
弱虫な私と同じように みんな強くなりたい


Day by day
誰かがただ 息をするだけでも...


Day by day
私がただ 泣いても笑っても
追いかけ合った月と太陽 またもう一周
Day by day
And I said ‘Goodbye’
昨日に手を振り
強がりな私が今日もまた 日々に負けないように


Ryo Yoshinaga Official Web

⁂Singer⁂ ⁂Singersong Writer⁂ ⁂Chorus⁂

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