彗星が落ちた日


ーー


嬉しいこと、悲しいこと、苦しいこと、幸せなこと。
その感じ方は人それぞれで、
表情に表す人もいれば、心の中で叫ぶ人もいるでしょう。
その全てが疑いもない感情だと思います。

例えば、言葉にも、涙にもできないような、
どうしようもない気持ちが自分の胸に押し寄せた時。
あぁ、この世界がもう終わってしまえばいいのになと、
私は感じてしまうことがあります。

そう明日、この世界に彗星が落ちてしまうかのように。


ーー


けどそんな中で気がつくこと。

月は太陽の光に照らされて光ったり、
星の最後が私たちを照らしてくれたり、
誰かが "あなたは1人じゃないよ" と教えてくれたり。

夜が来ないと朝が来ないように、
暗闇の世界を見ないと光の本当の意味に気が付けなかったり。

もしかしたら、
この世界に終わりが来たら。

本当に大切なことに気がつけるのかもしれません。

(そんなことになったらとっても悲しいけど!)


ーー


この時代を生きている私たちは、
生きていても経験できない、想像の世界というものが、
少なからず感じることができると思います。


映画を観て、小説を読んで、それとも歌を聴いて?


この曲はあなたの心の宇宙と一緒に、ぜひお聴きください。


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彗星が落ちた日

Lyrics by Ryo Yoshinaga , Music by Ryo Yoshinaga, Yuki Hanabusa


やまない雨が頬を伝う夜
世界の隅に置き去りにされた
散らばる星たちは宙(そら)を泳ぎ
あまりにも綺麗で塞ぎ込んだ

夢ならどうか目を醒ましてほしい
誰かの声が星と落ちてゆく
三日月もひとりじゃ笑えないし
探し物は手の中に
そんなものさ

こんな夜がなきゃ 星たちの
命の果て尽きる時 誰が知るの
きっとこの世界が終わっても
二人だけ明日を生きる

それでいい

あれは確か深い深い夜で
悲しみに縋(すが)った夜だった
闇に飲まれた日々なんて
もう要らないよ手を離して
あなたはもう知っていたの?
愛を

あれは確か深い深い夜で
はじめて手をつなぐ夜だった
世界(せいかい)はきっと一つでも
一人でもないよ
廻り出した

彗星が落ちたあの日



Ryo Yoshinaga Official Web

⁂Singer⁂ ⁂Singersong Writer⁂ ⁂Chorus⁂

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